現在制作中の『スター・ウォーズ』スピンオフシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」。同作では、とある新記録が作られるようだ。
まもなく撮影がスタートする『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフドラマ「オビ=ワン・ケノービ」。時代背景は映画『スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐』の10年後となっており、旧三部作と新三部作の間のできごとが描かれる。
Hayden Christensen returns as Darth Vader, joining Ewan McGregor in OBI-WAN KENOBI. The Original Series begins 10 years after the dramatic events of Revenge of the Sith, and is coming to #DisneyPlus. pic.twitter.com/9WR2npRUkk
— Star Wars (@starwars) December 10, 2020
主役であるオビ=ワン・ケノービは映画版に引き続き俳優のユアン・マクレガーが演じ、アナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)役もヘイデン・クリステンセンの続投が発表されている。さらに2020年12月には、ルーカスフィルムの社長であるキャスリーン・ケネディが「オビ=ワンとダース・ベイダーの再バトルがある」ということを認め、ファンを沸かせた。
オビ=ワンとアナキン(ベイダー)のバトルは、映画シリーズを通してこれまでに2回描かれている。一度目はエピソード3の『シスの逆襲』でオビ=ワンがアナキンを破り、二度目はエピソード4の『新たなる希望』で今度はベイダーがオビ=ワンを倒した。ドラマシリーズでオビ=ワンとアナキンが再度対決するとなると、3つの実写作品でバトルをすることとなるのだが、Screen Rantによるとこれは同シリーズ上での新記録となる。
アナキンの息子、ルーク・スカイウォーカーとベイダーは『帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』でそれぞれ合計2回戦っている。また続三部作のキャラクターであるレイとカイロ・レンは3回ライトセーバーのバトルを繰り広げているのだが、最初の戦いは『フォースの覚醒』で起こり、残りの2回は最終エピソード『スカイウォーカーの夜明け』で繰り広げられたため映画としては2作品のみで戦った。
今回ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」でも対決シーンが描かれる予定であるため、シリーズにとって初めて3つの異なる実写作品でバトルが繰り広げられることになる。オビ=ワンはアナキンを深く愛したが、アナキンは最終的にベイダーとなり彼を憎むというふたりの関係性が多くのファンを魅了しているため、この再バトルはうれしいものだ。
実写シリーズ「オビ=ワン・ケノービ」は今年3月から撮影開始予定であり、ストリーミングサービス「ディズニープラス」にて配信が決まっている。