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性暴力で告発されたマリリン・マンソンを音楽家トレント・レズナーも非難 「25年前に絶縁した」その理由とは

マリリン・マンソン(左)、トレント・レズナー NEWS
マリリン・マンソン(左)、トレント・レズナー

先日、性的虐待で告発された歌手のマリリン・マンソン。彼と昔交流があったが、絶縁したミュージシャンのトレント・レズナーが新たに口を開いた。

マリリン・マンソンの元婚約相手で女優のエヴァン・レイチェル・ウッドは2月はじめ、彼女が10代のころから「マリリン・マンソンにてなづけられ、洗脳され恐ろしい虐待をうけた」と告発。これをキッカケに他の女性たちも声をあげ、マンソンは音楽レーベルや番組から契約を解除される事態となっている。

マンソンは彼女らの主張を「事実をねじまげている」と完全否定している。

今回、Pitchforkに対し、バンド「ナイン・インチ・ネイルズ」のリーダーやミュージシャンであるトレント・レズナーがマンソンについて声明を発表。彼は「私は何年も、マンソンを嫌っていることを声にしてきましたし、彼とは25年ほど前に絶縁しています。当時も言ったように、マンソンの自伝で伝えられたことは完全なるねつ造。私はあの本が出版されたときに激怒したし、現在でも同じです」と書いた。

トレントが参照している自伝とは、1998年にマンソンが出版した「マリリンマンソン自伝(原題:The Long Hard Road Out Of Hell)」のこと。同著には「90年代にトレント・レズナーと俺は酔ってハイになった女性を肉体的、性的に暴行した」と書いている。今回トレントはこの記述を「ねつ造」だと主張したのだ。

マンソンの自伝の一部

https://twitter.com/AsexualMothman/status/1357188551511859201

交流があった当時のふたり

過去にトレントは、自身のナッシング・レコードとマンソンを契約し、1994年にはマンソンのアルバム「ポートレイト・オブ・アン・アメリカン・ファミリー」をプロデュースした。しかしこの自伝本をきっかけに2人は仲たがいをしている。

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