人気歌手のテイラー・スウィフトが、過去作「フィアレス」の再レコーディングが完了したことを明かし、また同作からのヒット曲で新しい「ラヴ・ストーリー」を米時間2月11日の深夜にリリースすることを発表した。
テイラー・スウィフトといえば、過去に所属していたレコード会社「ビッグ・マシーン・レコード」と、版権問題で揉め、過去のアルバムを再レコーディングしてまたリリースすると発表。去年11月から再レコーディングを開始したことを明かしていた。
そんなテイラーが、ついに「フィアレス」の再レコーディングを完了させたことを発表した。
「フィアレス」はテイラーが2008年にリリースした、2作目となるスタジオ・アルバム。「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」「ラヴ・ストーリー」といったヒット曲を世に送り出し、同アルバムは第52回グラミー賞で、史上最年少で最優秀アルバム賞を受賞し大きな話題となった。
2月11日、テイラーはSNSで「フィアレス」の再レコーディングを完了させたことを発表。「『フィアレス』の新たなバージョンが仕上がり、もうすぐリリースできることをみんなにお知らせできて興奮しています。26曲収録で、そのうち6曲は未発表曲となっています。『ラヴ・ストーリー』は今夜リリースです」とキャプションを添え、さらに声明文の画像も投稿した。
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声明文でテイラーは、「フィアレス」でファンたちと築いた絆を語り、「2008年よりも最近私のことを知った皆さんにとって、近い将来、あなたとその気持ちを少し体験できるようになることをうれしく思います」とし、また版権問題について触れ、アーティストが自身の作品を所有する必要があることを改めて訴えかけている。さらに、今回新たに収録する未発表曲は16~18歳の時に書いた楽曲であると明かしている。
テイラーの発表にファンたちは大興奮。実はファンたちは、もう一つ興奮していることがあるようだ。
実はこの声明文には不自然なところに大文字が含まれており、それをつなぎ合わせると「APRIL NINTH」となる。これに気づいたファンたちは4月9日に、新バージョンの「フィアレス」がリリースされると予想しているのだ。
いつもSNS投稿やMVの中でイースター・エッグを隠しているテイラー。今回のファンたちの予想も当たっている可能性が高そうだ。