『スター・ウォーズ』の実写スピンオフドラマ「マンダロリアン」でキャラ・デューン役を演じた女優で格闘家のジーナ・カラーノが、ルーカスフィルムから解雇されたことが明らかになった。
保守派であるジーナ・カラーノは、去年彼女の別のインスタグラムアカウントで、米国での保守派の扱いとナチス時代のドイツでのユダヤ人の扱いを比較し投稿したことで炎上。さらに布製のマスクで顔と頭を覆っている写真を投稿し「カリフォルニアにいる間…」と、マスクを嫌々している投稿をし、その後削除。また大統領選挙後、不正投票の陰謀論を主張するなどし、ネット上ではジーナをバッシング。「#FireGinaCarano(ジーナ・カラーノを解雇しろ)」というハッシュタグも出ていた。
[PR]ジーナの過激な投稿の数々を受け、「マンダロリアン」の製作をしているルーカスフィルムは、ジーナの解雇を発表した。
ルーカスフィルムは声明で「ジーナ・カラーノはもうルーカスフィルムに雇用されておらず、将来的にも雇用される予定はありません」「彼女のソーシャルメディアの投稿は、文化的、および宗教的、アイデンティティに基づいて人々を中傷するものであり、忌まわしく、受け入れることはできません」と、彼女の投稿をバッシングした。
さらにThe Hollywood Reporterによると、ディズニープラスはジーナ演じるキャラ・デューンのスピンオフの製作まで実際に計画し、去年12月のディズニーの株主向け説明会で発表を予定していたが、その2週間前の問題投稿2つを受け、この話もなしになったという。
「マンダロリアン」は今年の終わり頃にシーズン3が配信される予定だが、キャラはそのまま物語からいなくなるのか、それとも代役として別の女優が加わるかも注目されている。
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