先日ルーカス・フィルムは、人気ドラマ「マンダロリアン」にて主要キャストの1人として活躍していた女優のジーナ・カラーノを解雇したことを発表した。SNSでの不適切発言を受けてのことだった。
ジーナ・カラーノは、アメリカ国内における保守派の扱いをナチス・ドイツ時代のユダヤ人に例えた内容をツイートし批判を浴び、他にもマスクを拒否するような写真、大統領選の不正投票の陰謀論に反応するなど、問題となる投稿がいくつもあったことから炎上。ルーカス・フィルムは、「ジーナ・カラーノは現在、我々と雇用関係にありません。今後彼女が出演する予定もないでしょう」とコメントしている。
実は自身の言動がきっかけで番組を降板になった有名人は、彼女だけではない。今回は、騒動がきっかけでテレビ番組や映画を降板になった有名人を紹介しよう。
ニコレット・シェリダン
人気ドラマ「デスパレートな妻たち」でイーディ役を演じていた彼女は、ショーランナーのマーク・ティリー氏を相手どり、セリフについて不満を口にしたところ、頭をはたかれたと訴えた。その後裁判にまで発展し、ニコレット・シェリダンは作品を降板している。
チャーリー・シーン
チャーリー・シーンも、「情緒が不安定で定期的に大爆発する」とワーナー・ブラザースから訴えられたことで、冠番組「チャーリー・ シーンのハーパー☆ボーイズ」を降板させられている。
代役には俳優のアシュトン・カッチャーが抜擢されたが、これが成功をおさめ、番組はさらに4シーズン追加されることになった。
トム・ギブソン
俳優のトム・ギブソンも人気ドラマ「クリミナル・マインド」を降板している。その後メディアが報じたところによると、スタッフの頭を蹴ったことが原因だそうだ。
ジャネット・ハーバート
かつてヴィヴィアンおばさん役として、ウィル・スミスが主演を務めるコメディドラマ「The Fresh Price of Bel-Air」に出演していたジャネット・ハーバート。当時はウィル・スミスとの不仲が報じられていたが、ライターとの間に問題があって降板したことを明かしている。