2019年に放送が開始されて以降、ファンの心を掴んで離さない『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写化ドラマ「マンダロリアン」。人気キャラクターであるグローグーや主人公ディン・ジャリンなど、登場するキャラクターのグッズも多く発売されてきた。
そしてこの度、そんな「マンダロリアン」シリーズが、玩具メーカーバンダイが展開する「映画」をテーマとしたキャラクターを戦国武将風にアレンジするハイクオリティーフィギュアシリーズ「名将Movie Realization」とコラボすることになった。
今回発表されたのは、侍とマンダロリアンをかけ合わせた「ローニン・マンダロリアン」で、日本刀やもちろん、銃などの小物の他、シリーズ初の布製マントを装備しているのが特徴だ。
今回StarWars.comは、この製品の開発責任者であるジュリアン・オレスカさんと彫刻家であり「名将Movie Realization」シリーズのデザイナーである竹谷 隆之さんにインタビューすることができた。
まず、これまで手がけてきた「スター・ウォーズ」シリーズの中でも初のテレビドラマ版であること、またその主人公をモチーフとすることが、このプロジェクトへのアプローチへ与える影響について、ジュリアン・オレスカさんは、「私たちが最初に『マンダリアン』を『名将』シリーズにくわえることを検討し始めた際、彼のアーマーは今後物語が進むつれて進化していくだろうと考えたのです。ですので製品化するとすれば、ドラマ版よりもアップグレードした装備も作ろうという考えにたどりつきました。今回のマンダロリアンフィギュアは、複数のアーマーがあることが特徴です。そのため、彼のアーマーの進化を見ることができます」と語った。
その後マンドーを「名将」向けにデザインしていく上での苦労や、トップシークレットの多いルーカスフィルムとコラボした感想などが語られた。
そして、今後「マンダロリアン」のキャラクターを「名将」シリーズに取り入れるならどのキャラクターが良いかという質問に竹谷 隆之さんは、「IG-11はとても魅力的ですよね。実はちょうど今、彼を作ろうと取り組んでいるところなんです。ただ、僕個人的にはクイールか、チャプター10と11に出てきたメスのカエルの異星人を作りたいと考えています。でも、彼らを侍風に作るのは難しいので、それなら、すぐにでもR2-D2をつくりたいですね」と明かしていた。