人気海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」で、サマンサ役を演じたキム・キャトラルが、新作ドラマにキャスティングされた。
TVLineは、米FOXが、新作ドラマ「Filthy Rich(原題)」に、キム・キャトラルをキャスティングしたと報道。同メディアによれば、本作は「世界最大のクリスチャンネットワーク」のCEOが、飛行機事故で亡くなったところからスタートする、昼メロ調の作品。キャトラルは、未亡人マーガレットを演じる。
物語は彼女と子どもたちが、亡き夫/父の遺言から、隠し子の存在を発見することで泥沼に。手切れ金を払って彼らを遠ざけたいマーガレットと、なんとしても父親が遺した会社に関わりたい隠し子たちの戦いが描かれる。
キム・キャトラルは出演のみならず、本作ではプロデュースも兼ねる。映画「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」のテイト・テイラー監督が、パイロット(試作版)の脚本を書きおろし、また監督も担当。さらにブライアン・グレイザー、ジョン・ノリス、フランシー・カルフォらとともに、製作総指揮の役割を担う。
キム・キャトラルといえば、「セックス・アンド・ザ・シティ」劇場版第三弾の進捗が常に話題の的だが、現時点でこちらは実現の可能性が希薄だ。1998年から2004年まで6シーズンが放送された同作は、その後、2008年および2010年に、ほぼ同じキャストで劇場版が公開される人気作だったが、近年、キャトラルは共演者との不仲をにおわす発言を繰り返している。
主人公キャリーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーも、かつては「キム・キャトラルも参加するのなら」と再集合への意欲を示していたが、昨年12月にはVarietyに対して、「現時点で話はまったくない」とギブアップ宣言。「SATC」に関する続報は、「何もない」とはっきり述べていた。
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