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行方不明のドバイ王女、実父に「人質にされている」と主張 「秘密の動画」で命の危機を訴え、一体なにが起こっている・・・[動画あり]

ドバイのラティファ・アル・マクトゥーム女王 NEWS
ドバイのラティファ・アル・マクトゥーム女王

ドバイ首長の娘であるラティファ・アル・マクトゥーム女王(35)が、現在父親に人質として拘束されており、命の危機を感じているといった動画を友人に送った。

「私は人質です」と語る女王

ここ数年、行方不明となっていたドバイの王女ラティファ・アル・マクトゥーム。今回BBCパノラマが2月16日に放送した動画によると、ラティファ王女は2018年に小型船で国外逃亡をはかったが、特殊部隊により身柄を確保されてしまった。その後薬物を投与され連れ戻されて拘束されたという。彼女の身を拘束しているのは、なんと実の父ムハンマド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム氏だそう。

この動画はラティファ王女自身により撮影され、友人に内密に送られたもの。彼女によると今は「身柄を拘束されていて、監獄みたいになっているヴィラにいる。全ての窓には鉄格子があり、開かない」と話している。

彼女はさらに「自分がいつ解放されるのかわからないし、解放されてもどのような状況になるのかわからない。毎日自分の身の安全と命の心配をしています。生き残れるかどうかもわかりません。警察から、お前は一生刑務所に入り太陽を見ることは二度とないだろうと脅されている」と、命の危険を訴えている。

この動画がいったいいつ撮影されたのかは不明だが、彼女が友人に送ったものだという。友人とは途中で連絡が途切れてしまった。彼女の身柄を開放するように活動している人々が、これをBBCに送った。

ラティファ王女の父は、世界有数の裕福な国家元首。UAEを構成するドバイの首長であり、UAEの副大統領も務めている。彼やドバイ政府はこのBBCの番組や動画にかんして現時点でコメントは出していない。

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