人気モデルで、カーダシアン家の四女であるケンダル・ジェンナーの新ビジネスが、ネット上で炎上しているようだ。
先日、モデルのケンダル・ジェンナーが「818」という名のテキーラブランドを立ち上げることを発表した。ネットユーザーはこのニュースに即座に反応。メキシコ文化とまったくつながりのない彼女が、カリフォルニア州カラバサス市の市外局番「818」の名を冠したこのブランドを立ち上げるのは、文化の盗用だと訴えている。
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ケンダルは今週火曜、自身のインスタグラムにてブランドの立ち上げを発表。その中で彼女が約4年間にわたってこのプロジェクトに関わっていたことを明かした。さらにテキーラブランド「818」が、すでにワールド・テキーラ・アワードやウルティメイト・スピリッツ・チャレンジなどでいくつかの賞を受賞していることも付け加えている。なお現在のところ、一般への発売日は明かされていない。
実は大人気リアリティショー「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」に出演していたメンバーにとって、文化の盗用だと訴えられることはそう珍しいことではない。
ケンダルの姉キム・カーダシアンはかつて、自身がプロデュースする補正下着のブランドに「Kimono(キモノ)」と名付けて炎上。その後、「Skims」に名前を変えている。また2018年には、髪を編み込んだ「コーンロウ」のヘアスタイルをSNSに投稿したところ、黒人の文化を盗用していると批判を受けたこともあった。
なおケンダルに関しては2017年にも、自身が出演していたペプシコーラのCMが、アメリカ各地で行われていた抗議活動「Black Lives Matter(黒人の命も大切)」を利用したものだとして批判を浴びていた。
現在のところジェンナーは、「818」テキーラブランドに対する批判にコメントを出していない。