女優のエリザベス・オルセンが、自身のキャリアについて赤裸々に語り話題となっている。
エリザベス・オルセンといえば、1987年から1995年まで放送され、今なお世界中で愛されるホームコメディドラマ「フルハウス」にて、三姉妹の末っ子ミシェルを演じていた双子の姉妹メアリー=ケイト・オルセンとアシュリー・オルセンの妹だ。
子役として大活躍する2人を間近で見てきたエリザベスにとって、自身がスターダムへとのぼりつめるまでの道のりは他の人に比べて難しいものではなかった。しかし彼女自身はそのシチュエーション「大きな危機感」を感じているというのだ。
エリザベスはニューヨーク大学の芸術学部を卒業した後、2011年に映画『マーサ、あるいはマーシー・メイ(原題:Martha Marcy May Marlene)』にて主役のマーサ役を演じ、女優として本格的に活動を始めた。
ウェブメディアGraziaは先日、そんなエリザベスの特集を掲載。「彼女がオーディションを受け始めた時、『フルハウス』から遠く離れた自分だけの道を描くべく、細心の注意を払った」とつづられている。
彼女は同メディアの取材に対し、「ネポティズム(家族や親戚のコネを利用すること)という考え方があることは重々承知しており、私が最も警戒していたことです。そしてもちろん、私自身は(姉たちとは関係なく)1人でやりたいと思っていました」と語っている。
そしてエリザベスは宣言どおり、マイナーな作品から『アベジャーズ』シリーズや『ゴジラ』といったメジャー作品まで多くのキャリアを重ね、自分の力で成功をおさめてきた。
現在は、ディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」にも出演しており、こちらも人気作となっている。エリザベスは家族のコネは使わず、まさに自ら道を切り開いてきたと言えるだろう。