フランスのエレクトロニック・ミュージックデュオのダフト・パンクが、結成から28年で解散することを発表した。
ダフト・パンクは、1993年にギ=マニュエル・ド・オメン=クリストとトーマ・バンガルテルによって結成され、ファンクやテクノ、ディスコ、ロック、シンセポップ、ハウスの要素を融合させた音楽で成功を収めた。これまでに「One More Time」、「Robot Rock」、「Get Lucky」など数々のヒット曲を世に送り出してきた。
そんなダフト・パンクであったが、2月22日(月)、物語の結末を意味する「エピローグ」というタイトルの動画を公開。結成から28年で解散することを発表した。
【動画】Daft Punk – Epilogue
8分の動画では、ギ=マニュエルとトーマが一緒に風の強い砂漠を歩いている。しかし途中でトーマが歩くのをやめ、うつむいてしまう。それに気づき、ギ=マニュエルが駆け寄り、トーマの背中のボタンを押すことに。トーマはそこから離れ、背中の装置の数字が0になると、なんとそのまま爆発してしまったのだ。その後画面には「1993-2021」と、結成から解散までの数字が表示され、夕日に向かってそのままギ=マニュエルが歩いていくのであった。
解散の理由は明らかになっておらず、また今後それぞれソロ活動があるかについても不明だ。長年ダンスミュージックで多大なる影響を与えたダフト・パンクの突然の解散に多くのミュージシャン、そしてファンたちがショックを受けているが、それと同時に彼らのこれまでの功績を称えている。
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