人気歌手レディー・ガガの散歩係が何者かに銃撃され、愛犬2匹が誘拐されていた事件で、無事2匹が警察に届けられたことが明らかになった。
現地時間2月24日の夜10時前。この日レディー・ガガの犬の散歩を担当していたライアン・フィッシャー(30)は、彼女の愛犬のフレンチブルドッグであるコージ、ミス・アジア、グスタヴをロサンゼルスで散歩させていたところ、銃を持った人物に4発胸を撃たれ、緊急搬送され重体と報じられた。犯人は3匹の中のコージとグスタヴの2匹を誘拐し逃走。ミス・アジアはライアンの手から走って逃げ、その後ボディガードに保護された。
その後ガガ本人も愛犬が誘拐されたことをSNSにて発表。50万ドル(約5500万円)を条件に犬を返してほしいと要求し、情報提供用のメールアドレスも記載。そして重傷を負ったライアンに対し、家族を守るために命をかけて犯人と闘ってくれたことに感謝し、「あなたは永遠にヒーロー」と書きつづった。
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そんな中、ついにコージとグルタヴが無事保護された。
現地時間2月26日の午後6時頃、ある女性が、オリンピック駅のロサンゼルス警察に2匹を届けたという。ロサンゼルス警察は声明で「女性は犬を見つけ、レディー・ガガのスタッフに連絡し犬を返還しました。犯罪捜査を安全のために、彼女の身元と犬が見つかった場所については機密のままです」と伝えている。
また米TMZによると、2匹を見つけた女性は、盗んだ犯人とは関係なく、善きサマリア人であると報告している。彼女は2匹が路地のポールにしばられているのを見つけた際、ニュースを思い出しレディー・ガガの盗まれた犬であると認識したようだ。
その後女性はガガのチームにメッセージを送信したところ、近くの警察署に連れていくようアドバイスをされたという。2匹は幸運なことに無傷で、ガガはそのサマリア人女性に謝礼金を支払うだろうと言われている。