音楽ストリーミングサービスのSpotifyから、いくつかのK-POPアーティストや楽曲が取り除かれたこと明らかとなった。
Spotifyは、2020年2月1日に韓国で正式にサービスが開始。しかしSpotifyと、韓国の人気音楽配信サービス「MelOn」の運営、音源流通を行う会社KakaoMとのライセンス契約が2021年3月1日で切れてしまったため、同日より特定のK-POPアーティストや楽曲をSpotifyで聞くことが不可能になってしまった。
Spotifyの代理人がNMEに寄せた声明では、「この1年半の、KakaoMとグローバルなライセンス契約を更新するためにつとめました。アーティストの音楽を、3億4500万人以上いるSpotifyリスナーに引き続き届けるためにです。しかし我々の努力とは反対に、KakaoMとの契約は終了することとなりました」と、契約終了を認めた。
さらに「契約更新に至らなかったことは、KakaoMが版権を持っているアーティストたちにとって、また世界中のファンやリスナーにとってとても残念なことです。この混乱が一時的なものであること、そして迅速な問題解決を願っています。今後もKakaoMを含む権利所有者と話し合い、韓国の音楽市場が成長する手助けをしたいです」と、今後も改善していく姿勢を見せた。
この件により、KakaoMが版権を所有しているK-POPアーティストのIU、Cherry Bullet、Cravity、GFriend、MAMAMOO、CLなどその他数百組が影響を受けているといわれている。
また楽曲の一部が削除されたSEVENTEENのファンアカウントが調査した統計によると、Spotifyから削除された後に同グループのストリーミング回数は約10億回も減少してしまった計算になるという。
一方でSMやYG、JYP、BigHit Entertainmentに所属しているアーティストたちの楽曲はSpotifyから削除されるなどの影響は受けていない。
Spotifyから削除されたK-POPアーティストたち(一部)
artists that had their stuff on spotify deleted, a thread
wei
kim wooseok
the boyz
d1ce
bibi
minseo
iu
victon
pink fantasy
epik high
cherry bullet
oneus
e'last
cravity
giriboy
june
kim sunggyu
bae173
moonbyul
dpr live
wh3n
woo!ah!
hyolyn
code kunst
drippin
jannabi
jukjae— ً (@kep1erlvr) February 28, 2021