イギリスのヘンリー王子が、亡き母ダイアナ妃の影響についてインタビューで語っている。
ヘンリー王子と妻のメーガン妃といえば、昨年、英国王室を離脱し暴露本が発売されるなど、常に注目の的であった。現在は生活拠点をアメリカのサンタバーバラに移し、長男アーチー君とともに一家で生活。またメーガン妃は現在第二子を妊娠していることも発表している。
そんなヘンリー王子とメーガン妃が、3月7日にCBSで放送される、有名司会者オプラ・ウィンフリーのインタビューに応じ、その一部動画が公開された。
この特別番組では、ヘンリー王子とメーガン妃が揃って、直接オプラのインタビューを受けるものだ。公開された予告動画では、ヘンリー王子は亡き母ダイアナ妃について語っている。
この投稿をInstagramで見る
昨年1月に、「シニアロイヤル」と呼ばれる高位王室から辞退し、財政的にも自立していくことを発表していたヘンリー王子とメーガン妃夫妻。この決断の背景にはダイアナ妃の影響があり、歴史が繰り返されることへの恐れが辞任の理由であったという。
ヘンリー王子は「ぼくにとって個々に座って、私の隣にいる妻とともにあなたと話すことができてとても安心感があり幸せです」と、母親のダイアナ妃に起こったことを想像しながら語り、また「過去に母が自分自身でこのプロセスを経験したなんて、いったいどのようだったか想像さえつきません。なぜなら、ぼくたちとって信じられないほど大変なものでした。でも少なくともお互いがいたから乗り越えられました」と語った。
3月7日のオンエアではさらなる詳細が語られることだろう。
最近もヘンリー王子は司会者ジェームズ・コーデンの番組にゲスト出演し、二度と王室には戻らないと宣言した件について「立ち去ったわけではないんだ。降格したわけでもない。一歩引いたんだ」「みんなわかっている通り、なかなか難しい環境だった。イギリスのメディアがどんなものなのか十分わかっていたし、それは僕のメンタルをひどく傷つけるものだった。『これは毒でしかない』そう思った。だから、どんな夫や父親もそうであるように、家族を守るために外に出たんだ」と明かしていた。