先日、ネットフリックスのドラマ「ジニー&ジョージア」の中で、自身の恋愛をジョークにされた歌手のテイラー・スウィフト。反撃をしたテイラーだが、恋人で俳優のジョー・アルウィンも彼女の肩を持っているようだ。
「ジニー&ジョージア」は、人生をやり直そうと北へ向かった自由奔放な30歳のジョージアと、2人の子どもジニーとオースティンの物語。数年間逃亡生活をし、ニューイングランドで普通の生活を娘にさせたいと考え、話が展開していく。
そんな「ジニー&ジョージア」の第10話に注目が集まった。
同エピソードの中で、ジニーが母ジョージアと恋愛の話になった際、ジョージアがジニーに対し、彼氏と別れたのかについて聞くと、ジニーは「気にしてるの?あんたはテイラー・スウィフトよりも早く男を乗り換えてきたじゃん」と、過去にテイラーが様々な男性たちと短期間の交際を繰り返したことと比較したのだ。
これにはテイラー本人も反論。「このばかげたことをおもしろいと定義することで、勤勉な女性を堕落させるのをやめたらどう」と強くバッシングした。
Hey Ginny & Georgia, 2010 called and it wants its lazy, deeply sexist joke back. How about we stop degrading hard working women by defining this horse shit as FuNnY. Also, @netflix after Miss Americana this outfit doesn’t look cute on you 💔 Happy Women’s History Month I guess pic.twitter.com/2X0jEOXIWp
— Taylor Swift (@taylorswift13) March 1, 2021
この一件にかんし、ネットフリックスから公けに謝罪やコメントなどはでていないが、多くの著名人がテイラーへのサポートを表明。その中には、長年彼女と交際しているジョー・アルウィンももちろんいる。
テイラーとジョーは表立ってお互いを支え合うことはしないが、今回ジョーはこのテイラーの反撃コメントに「いいね」を押している。彼らのSNSでの動きはファンやメディアにくまなくチェックされていることは本人たちも承知であることを考えると、この「いいね」はジョーがテイラーをサポートしているという表明ととらえられるだろう。
Joe Alwyn (A king) has returned to Twitter and just liked Taylor Swift's latest tweet calling out the sexist and misogynistic scene from the tanked Netflix show "Ginny and Georgia". pic.twitter.com/WnPrPuVfuQ
— Taylor Swift Facts (@TSwiftFTC) March 1, 2021
また他にも女優/活動家のジャミーラ・ジャミルもテイラーのツイートに「Love」とコメントをつけリツイート。またテイラーと仲のいいトドリック・ホールは「彼女は私が付き合ったどんな男よりもタマがでかいよ。人々、脚本家、ネットワークが人間を人間として扱って、パーソナルライフをジョークのネタになんか使わせないようにしよう」とコメントしている。
この「ジニー&ジョージア」のセリフが炎上したのち、ツイッターでは「Respect Taylor Swift(テイラー・スウィフトに敬意を)」といったハッシュタグがトレンドいり。テイラー本人もツイッターで「『ジニー&ジョージア』へ。2010年が呼んでいる、怠惰で性差別的なジョークを取り戻したいみたいね。このばかげたことをおもしろいと定義することで、勤勉な女性を堕落させるのをやめたらどう」「ネットフリックスも『ミス・アメリカーナ』の後、あなたらしくないね。女性史月間(Women’s History Month)おめでとう、多分」と直接コメントし、ネットフリックスに対しても苦言を呈した。