人気ファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズが完結してから10年になるが、いまだに新しい情報がでてくることは、ファンにとってはうれしいものだ。
主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフはこれまで、撮影終了後に実際に使用していた杖やメガネなどを持ち帰ったことをオープンにしていた。そしてこの度、彼が他にも意外なあるものを持ち帰っていたことを明かしたのだ。
2002年に公開された第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』にて、ハリー・ポッターの腕が、ギルデロイ・ロックハートの呪文によって骨を失い、まるでゴムのようにグニャグニャになってしまったシーンを覚えているだろうか。
ハリーは骨を取りもどすために「スケレ・グロ」と呼ばれる骨生え薬を飲まなければならなくなったのだが、それまで彼は「グニャグニャの腕」という義肢をつけていたのだ。そう、ダニエル・ラドクリフはその「グニャグニャの腕」を実家の屋根裏部屋に十数年に渡って保管していたのだ。
ラドクリフはBBC Radio 1の番組の中で、「『ハリー・ポッター』の作品からは、いろんなものをもらったんだよ。メガネも何セットかもらった。どこにしまったかな。忘れちゃったな。僕の家にはないから…たぶん実家の屋根裏部屋だろうね。時間が経ってから屋根裏にはいるときっとびっくりするくらいおかしなモノも置いてあるよ。骨をなくしてしまったハリーの腕!屋根裏には、『グニャグニャの腕』が置いてあるんだ」と打ち明けた。
さらに、もっとおかしな小物もとってあるという。それが、ダニエルが10歳か11歳のころにかたどったダニエルそっくりの「顔の模型」だそうだ。ラドクリフはこれについて、「デスマスク(死者の顔をかたどったもの)みたいでしょ」と語っていた。
tvgrooveをフォロー!