コメディアンで俳優のビル・バーが、ディズニープラスにて配信されている人気ドラマ「マンダロリアン」でかつて共演していた女優ジーナ・カラーノを擁護したことが話題になっている。
ジーナ・カラーノは先月、自身のツイッターにて現在のアメリカの政治情勢をナチス・ドイツ時代のユダヤ人に例えたことが大炎上し、出演していた「マンダロリアン」を解雇されていた。さらに彼女は、SNSの利用もできなくなったという。
[PR]「マンダロリアン」で彼女と共演しメイフェルド役を演じていたビル・バーは、自身のポッドキャスト番組にて、「なんだか変なことになっちゃったね。あんなひどいことや人種差別になるようなことを、本当に彼女が言ったんだろうか。いろんな情報がからみ合ってるような気がするんだよね。それから、彼女の解雇だろ。もう何がなんだか。オレもそのドラマに出てるからね。言動には気をつけないとね」と語った。
さらに、「彼女は間違いなく優しい女性だ。人としてとってもすばらしいんだよ」とジーナの人柄について語り、「それに、俺がこうやって話をしている様子もまた動画に撮って、何がへんなことを言えばつついて降板させてやろうっていうヤツらがいるんだろ?本当に、おかしな時代になったよ。そうやって、誰かを攻撃するのを芝生に寝転がって待ってるんだ」と続けた。
なおジーナは昨年11月にも、米国大統領選に不正があったと訴えるツイートや、マスク着用を疑問視するようなツイートを発信しており、ディズニー側は当時から彼女を解雇する機会を伺っていたとされている。そして今回のナチス・ドイツ発言が引き金となったようだ。
またディズニーは、彼女がドラマ内で演じたキャラクター、キャラ・デューンのスピンオフ作品を計画していたが、ジーナの解雇を受け白紙となった。
tvgrooveをフォロー!