イギリス王室が、先日報じられたメーガン妃による側近へのいじめ問題について口を開いた。
先日イギリスのタイムズ紙が、メーガン妃の在任中、彼女が王室で働く側近の1人に対し「いじめ」をしたと報じた。
ヘンリー王子とメーガン妃は、ただちにこれに反論。夫妻の代理人はこの報道を「計画的な中傷キャンペーン」だとした上で、「メーガン妃は、彼女の人間性を攻撃するような最近の報道に心を痛めていらっしゃいます。彼女自身がこれまでにいじめを受けてきた身でもあり、同じように心の傷やトラウマをもつ人々の支援に深く取り組んできたからです。メーガン妃はこれからも、思いやりであふれる世界を築くべく決意をあらたにされました。また、良い行いや正しい行いをして、模範的な存在であろうと心がけていらっしゃいます」とコメントを発表している。
そして水曜、この一連の報道をうけ、イギリス王室がBBCに対し声明を発表した。
声明には、「かつてヘンリー王子とメーガン妃のもとで働いていたスタッフの1人からの申告を受けタイムズ紙が報じた件について、我々は非常に懸念しています。したがって、我々の人事チームが記事に書かれていた状況について調査することにいたしました。すでに王室から離れているスタッフも含め、当時の職員に調査への協力を求めます。王室には何年も前から定められた『職場における尊厳』の方針があり、この中で職場におけるいじめやハラスメントを一切認めておりません。また、今後認めることもありません」とつづられている。
なお今回報道されたのは、2018年10月に当時夫妻の通信秘書をしていた男性が「メーガン妃からいじめを受けているスタッフがいる」とEメールを送ったとされる内容だった。この訴えの中でメーガン妃は、2人の側近を退職に追いやるなどしたとされている。