米カリフォルニアのディズニーランドや他のテーマパークが、4月1日からついに再開するかもしれないという。しかし、それにはいくつかの条件があるようだ。
アメリカでは、新型コロナウイルスの感染のリスクレベルを郡ごとに緑、黄、オレンジ、赤の4色を使って表しており、緑は10万人に1人未満、黄色は10万人に10人未満、オレンジは10万人に10~24人、赤は10万人に25人以上、紫はそれ以上と、色分けでマップを作成している。
赤と判断されている郡は、15%のキャパシティーレベルで、テーマパークを再開させることができ、オレンジ色の層になると容量レベルは25%、黄色だと35%になるという。また紫になってしまうと、再開の許可はされない。
ロサンゼルス、オレンジカウンティ、サンディエゴはすべてまだ紫となっているため、4月1日から再開するためには赤色に達する必要があるという。
また4月1日から再開できたとしても、入園できるのは、その州内に住んでいる人のみ、つまりカリフォルニア在住の人のみとなる。
ディズニーランドのケン・ポトロック社長は声明の中で「テーマパークが今春に再開し、何千人もの人々が仕事に復帰し、近隣の企業やコミュニティ全体を大いに助けてくれる道があることに私たちは勇気づけられています」「責任あるディズニーの安全プロトコルがすでに世界中で実装されているので、ゲストを歓迎し、すぐに再開の日を共有することを楽しみにしています」とコメントした。
カリフォルニアのアナハイムのディズニーランドは、2020年3月より、新型コロナウィルス感染拡大の影響で閉園。世界のディズニーランドのうち、フロリダ、パリ、上海、日本、香港のテーマパークは入場制限を設けつつも再開することができているのだが、アナハイムだけは閉園がかなり長期化し、最近では新型コロナウィルスのワクチン接種会場となっていた。