人気SNSのツイッターが、「送信取り消し」機能をテストしていることが明らかになった。
3月5日、ツイッター社は、ユーザーがツイートを公開する前に短い時間枠でツイートを取り消すことができる「送信取り消し」機能をテストしていることを発表した。
リバースエンジニアのジェーン・マンチュン・ウォンは、その機能の動画を公開。ツイートした後、完全に投稿完了するまでに短いタイマーが表示され、その「元に戻す」ボタンを押すと、ツイートを取り消しすることができるという。
Twitter is working on “Undo Send” timer for tweets pic.twitter.com/nS0kuijPK0
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) March 5, 2021
スペルミスや、やはり取り消したいときに、相手のタイムラインに表示される前に消すことができるということだ。この「送信取り消し」機能にネットユーザーたちは「ツイートした後にその投稿を消すのとそんなに大差ないのでは」「それよりツイートを編集できる機能がほしい」「まあないよりはあったほうがいいか」と、様々な反応を示し、そこまで期待値は高くはなさそうだ。
ロイターは「ツイッターの広報担当者は、サブスクリプションがプラットフォーム上でどのように機能するかについての同社の調査の一環として、この機能がテストされると述べました。彼女は、ツイッターが時間の経過とともに可能な有料機能をテストして反復するだろうと述べています」と報告している。
ツイッターは現在、広告収入への依存を減らすために、有料サブスクリプションモデルに取り組んでいるところだ。それによって、今後もさらに新たな機能が追加されていく可能性は高い。2月にも有料で相手をフォローする「スーパーフォロー」機能を発表し、今年中にリリースする予定だ。