英ヘンリー王子が、王室を離脱したのちに父であるチャールズ皇太子が電話にも出なくなったことを明かした。
ヘンリー王子とメーガン妃は、米大物司会者オプラ・ウィンフリーとの対談番組「Oprah With Meghan and Harry: A CBS Primetime Special」に出演。CBSで放送され、その90分の中で王室離脱の件などについて大々的に語り、世界の注目を集めている。
「Oprah With Meghan and Harry: A CBS Primetime Special」予告編
このインタビューの後半に登場したヘンリー王子。ここで「ふたりが王室を離脱することは、エリザベス女王にとって寝耳に水だったのか」と聞かれたヘンリー王子は「私たちがカナダにいたとき、祖母(エリザベス女王)とは3度(離脱の)話をして、父(チャールズ皇太子)とは2度しました。彼が僕の電話に出なくなる前に・・・。その後、父は『君の計画を書いて送ってくれ』と言いました」と、王室離脱の話をしている最中にチャールズ皇太子が電話に出なくなったと告白したのだ。
司会者のオプラが再度、なぜヘンリー王子とチャールズ皇太子が一時期は連絡を取っていなかったかと質問をすると「なぜなら・・・私が自分で問題に面したからです。自分の家族のために、こうする必要があると思った。誰にとってもサプライズではない。こんなことになってしまって本当に悲しいけど、自分や妻、アーチーのメンタルヘルスのために何か行動をしなければならなかった。物事が向かっている方向が僕にはわかったから」と、問題と向き合い行動をした結果、父とは一時連絡を取らなくなってしまったと話した。
しかし、現在はまた連絡を取り始めたというヘンリー王子。「そうそう、彼は電話に出るようになりました。色々解決しなければならないことがあるし。父をがっかりさせてしまったという気持ちもある。彼も似たような経験があるから」と話した。
このインタビューでメーガン妃とヘンリー王子は、王室が息子アーチー君の肌の色が黒くなるのではないかと懸念し、セキュリティーや肩書も与えないと言ったことなど、衝撃の告白がいくつもあり、現在世界中のニュースで取り上げられている。