数ヶ月間にわたり、メーガン妃はイギリスメディアからさまざまな理由で批判されてきた。特にヘンリー王子やメーガン妃が「プライバシー」を口にしたときには、ここぞとばかりに攻撃したものだ。
そんな中、先日放送されたヘンリー王子メーガン妃夫妻と大物司会者オプラ・ウィンフリーの対談の中で、メーガン妃がこの批判について明かした部分が未公開となっていたことがわかった。
この未公開部分では、メーガン妃がオプラ・ウィンフリーからプライバシーがなくなることについて理解していなかったのかと問われ、王室に入る以上それは覚悟していたと語り、オプラが「そうでしょうね」とあいづちを打っていた。
そしてメーガン妃は、「それでも、私は全員が基本的なプライバシーの権利を持っていると思うのです。あくまで基本的な。私たちは、みなさんが考えているようなことに意義を唱えているわけではないのです」と訴えた。
またメーガン妃は「基本的なプライバシーの権利」について、「例えばあなたが職場のデスクに子供の写真を置いていたとして、同僚から『まぁ!なんてかわいいお子さん!あなたのスマホも見せてくれない?お子さんの写真全部見たいの!』と言われたら、さすがに『いえいえ、あなたに見せられるのはこの写真で精一杯ですよ』となりますよね」と事例を出して答えた。
さらに夫妻は、王室のメンバーから離脱した今、完全なプライバシーの保護を要求しているわけではないとしたうえで、「彼らは誤解を招くような書き方をしています。私はこれまで一度も、プライバシーについて話したことはありません」と付け加えた。
そしてメーガン妃は、1人ひとりが「自分の生活を、自分に害がない範囲で共有する権利」を持っているとし、「例えばインスタグラムや他のSNSで、『この写真を載せるから、みんな私のカメラロールに入っている写真全部見ていいわよ!さあどうぞ!』なんて人はいないですよね。私は、境界があること、そして尊重すること、これを訴えているのです」と続けていた。