映画『スター・ウォーズ』シリーズといえば、世界中に熱狂的なファンを抱える大人気スペースオペラだ。しかし時には、ジョークの一部として映画のワンシーンを切り取られたり、オリジナルのコメントやセリフが添えられ、おもしろ画像としてネット上で拡散されたりしている。
その一つに、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』にてマーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーが、ライトセイバーの刃が出てくる部分を自分に向けている画像がある。これには、「宇宙で最も危険な武器を手にしておきながら、それを自分の顔に向けるなんて」というコメントが添えられている。
This makes me cringe every time I see it. 😳😩
I don't remember doing this in the movie. I think it's just an on-set production still, otherwise Obi-Wan wouldn't look so remarkably unconcerned. 🙄 https://t.co/WXH4Ng0OzX
— Mark Hamill (@MarkHamill) March 8, 2021
映画を見たことがある人ならもちろんわかると思うが、このようなシーンは実際には存在していない。にもかかわらず、ネット上で拡散されたびたび話題にのぼることについて、ついにマーク・ハミルが沈黙を破った。
マークはこの画像が投稿されたツイートを自身のアカウントでリツイートすると、「この画像を見るたびにヒヤヒヤするんだ。こんなシーンあったかな?演出の1つだとおもうんだけど、そうでなければ(隣にいる)オビ=ワンがこんなに平然としているわけないからね」とコメントを添えた。
[PR]確かに、もしこの画像のようなシーンが作品のなかにあったとしたら、オビ=ワンはただちにルークが持つライトセイバーをたたき落としているだろう。こんなに悠長に眺めている時間などないはずだ。おそらくこの写真は、スタッフの誰かが撮影の合間に偶然撮影したものだと思われる。そのスタッフも、まさか40年以上も経ってからネット上でネタにされるとは思っていなかったはずだ。
そんなマーク・ハミルは今後、 ネットフリックスで配信するアニメシリーズ「Masters of the Universe: Revelations」でスケルター役の声優をつとめる予定となっている。