千葉県知事選立候補の河合悠祐氏が、映画『ジョーカー』のようなメイクで政見放送に登場したことから、海外のメディアにも取り上げられている。
千葉県の都知事選(3月21日投開票)の政見放送が連日物議をかもしている。立候補者たちのネタ見せ場のようになっている放送で、3月9日、「千葉県全体を夢と魔法の国にする党」代表の河合悠祐氏が、なんとピエロのようなメイクに赤いジャケットで登場した。
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河合悠祐氏は、YouTuber、経営者であり、立候補における主な公約、政策は、ディズニーランドへ無料で行けるようにすること、千葉県全体をテーマパークにすること、ゴミという言葉を廃止し「星のかけら」という言葉にすること、男女差別やLGBTQ問題をなくすといったもので、また新型コロナウイルスは「ただの風ではない」としている。また河合氏はメイクが趣味だと明かしている。
彼の政策よりも彼のメイクに世界的にも注目が集まり、海外メディアは、ホアキン・フェニックス主演の映画『ジョーカー』のようだと表現。ジャケットが赤いのもまさに映画の衣装をイメージしているように感じる。
河合氏はメイクと衣装にもメッセージを込めており、「ピエロは一種のダークヒーローなので、大衆の支持を得ることができるだろうという印象を受けました」としている。
これが海外メディアに「日本のジョーカー」と取り上げられると、海外のネットユーザーたちは「これはおもしろい」「ぼくも投票しようかな」「正直な政治家かもしれない」「映画とはちがって無神経なジョーカー」とネタとしてコメントしている。またメイクがジョーカーにそっくりにしていないのは、著作権を気にしているのではないかとも推測されている。
【動画】【NHK版】政見放送 千葉県知事選 河合ゆうすけ フル
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