イギリス王室のウィリアム王子が、弟のヘンリー王子とメーガン妃のインタビュー番組に対し、ついに沈黙をやぶった。
3月7日、アメリカのCBSにて、ヘンリー王子メーガン妃夫妻と大物司会者オプラ・ウィンフリーの対談番組「Oprah With Meghan and Harry: A CBS Primetime Special」が放送された。番組ではヘンリー王子とメーガン妃が、王室離脱のこと、王室から守られていなかったこと、メーガン妃が自殺まで考えたこと、さらには息子アーチーが生まれる前から彼の肌がどれだけ黒いかも王室から懸念されていたといった衝撃の事実を明かし、世間に衝撃が走った。
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番組を受け、エリザベス女王に代わりバッキンガム宮殿は声明文を発表。「ハリー(ヘンリー)とメーガンにとって過去数年間がどれほど困難であったかを知り、家族全員が悲しんでいます」「提起された問題、特に人種の問題は懸念されています。いくつかの記憶は異なるかもしれませんが、それらは非常に真剣に受け止められており、家族によってプライベートに扱われるでしょう」「ハリー、メーガン、アーチーはこれからも愛されつづける家族の一員です」と述べた。
そんな中、今後の兄弟仲が心配されるヘンリー王子の兄であるウィリアム王子もついに沈黙を破った。
3月11日(木)、ウィリアム王子はロンドン東部の学校を訪問。スカイニュースからの取材で、番組について聞かれると「私たちは人種差別主義者のファミリーでは決してありません」と、アーチーの肌の色についての話を否定し、さらに「まだ彼と話をしていませんが、話をするつもりです」とコメントした。
ウィリアム王子のコメントにネットユーザーたちは「差別主義なんて認めるわけないじゃん」「差別主義者ほど、自分は差別主義ではないと言う」と言ったコメントを投稿している。
王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃だが、今後の家族の関係はどうなっていくのだろうか。また特別番組の中でヘンリー王子は、父のチャールズ皇太子はもう電話に応じてくれていないと明かしている。