エディ・マーフィーが自身の俳優としてのキャリアを振り返っている。
3月12日、俳優のエディ・マーフィーが、トーク番組「The Drew Barrymore Show」 に出演。演技からしばらく離れていた理由を明かした。
番組内で司会で女優のドリュー・バリモアから「あなたは数々のヒット作に出演されていますね。まだ若い頃から大変活躍をされていましたが、ヒット作を連発している時期や撮影中に気分が落ち込んだことはありましたか?」とたずねられたエディは、「私に何が起こっていたのか、教えてあげよう」と口を開いた。
そして、「何年も何年も何年も、たくさんのヒット作に恵まれた。そうなると、製作側は多額のギャラを提示してくるんだ。その値段はどんどん上がる。すると『こんなくだらないことをするために、俺にこんな金額を払うんだな?わかったよ』って気分になってくるんだよ」と語った。
さらに、「そんな映画を何本も何本もやるはめになった。そして上映はとっくに終わっているのに、ムービーチャンネルではずっとやってるんだ。もう永遠なんだよ」と続けると、「そうなってくると映画を作ることが楽しくなくなってしまったんだ。そう思ったのは、たしか2011年頃だったかな、それから8年間ほど映画を作るのをやめて、その間に静かな時間を過ごして、自分の心を取り戻すことができたんだ」と付け加えた。
また俳優業を再開した理由については、「いずれなにかをやるのなら、自分がやりたいと心から思えるものをやりたい。そういうふうに考えるようになった。こうして、僕は自分の全てを取り戻したんだ」と語った。
なおエディはこの番組で、ドリュー・バリモアが好きだと語った映画『星の王子 ニューヨークへ行く』のワンシーンを再現している。
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