米時間3月14日に行われた「第63回グラミー賞授賞式」にて、人気グループ ワンダイレクションのメンバーで現在ソロとして活動している歌手のハリー・スタイルズが、シングル「Watermelon Sugar」で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞。彼にとって記念すべき初グラミーとなった。
そんなハリー・スタイルズが受賞のスピーチにて、興奮のあまり「Fワード(放送禁止用語)」を発してしまいファンの間で話題になっている。
スタイルズはスピーチの中で、同部門にノミネートしていたビリー・アイリッシュやデュア・リパ、ジャスティン・ビーバー、テイラー・スウィフト、ドージャ・キャットにも祝福の言葉を送ったうえで、「ここに立っていられることをとてもうれしく思っています。すべての曲が(Fワードを用いて)とてもすばらしいものです。本当に感謝していますし、光栄に思っています」と語った。
もちろんこのスピーチは生放送で全米に中継されており、ハリーのスピーチには途中急遽「ピー音」が入れられた。そのためファンの間ではハリーが何をしゃべったのか、大喜利のような予想合戦が始まったのだ。あるファンは、「ハリーはスピーチできっと、『私のボディが大好きだ』って言ったのよ。そうに決まってるわ」と冗談交じりにツイートしていた。
なおスピーチの他の部分は、ハリーがチームやファンに感謝の気持ちをつたえたり楽曲の製作秘話を明かすなどきわめてクリーンなものだった。
ハリーは「この楽曲を僕と一緒に作り上げてくれたみんなに感謝したいと思っています。この曲は、僕がファーストアルバムをリリースした後初めて、ナッシュビルでの休暇中に書き上げたものです。トム、タイラー、ミッチ、それから他のみんな、コロンビアにいるロブ・ストリンガーと他のみんな、そしてプレッシャーをかけることなく、常に応援してくれたマネージャーのジェフェリー、本当にありがとう。ここにいられてとてもうれしいです。本当に光栄です。ありがとうございました」と感謝の言葉を何度も口にしていた。
他にもハリーがスピーチを終えた後、緊張していたせいか、トロフィーをステージに置いてきてしまったこともファンたちの間で話題となった。
forgetting his award on the stage right after giving the acceptance speech 😭 this is the most harry thing he's ever done pic.twitter.com/9xRv7ogwiv
— harry's hair clip 🌱 (@Ioveonhes) March 15, 2021