『コードネーム U.N.C.L.E.』や『君の名前で僕を呼んで』などで知られる俳優のアーミー・ハマー。DM流出騒動が未だ波紋を呼んでいる彼は、新たにある女性から「レイプされた」と告発された。
エフィというファーストネームだけを明かした女性は、アーミーから暴力的にレイプされたと泣きながら記者会見で告発した。彼女は涙を浮かべ、息を整えながら「2017年4月24日、アーミー・ハマーは暴力的に私をレイプしました」と訴えた。「彼はどんどん暴力的になっていった」「私は彼に殺されるのではないかと思いました」と当時のことを振り返った。
現地時間3月18日木曜日、エフィ(24)は弁護士のグロリア・オールレッド付き添いのもと、この会見を開いた。エフィは、2016年にFacebookを通じてアーミーと知り合ったと話した。彼女は、20歳のころ(2017年4月24日)にアーミーからレイプされたと告白。また彼女は何度も壁に顔を叩きつけられ、アザができたという。彼女はこの体験により、自殺を考えるようになったとも明かした。
この記者会見を受け、Page Sixがアーミーの弁護士へとコメントを求めた。すると弁護士はエフィの主張を全て否定。「2020年7月18日、(エフィは)ハマー氏に対して、彼女がしてほしいことを伝える生々しいメールを送っていました」「ハマー氏は、彼女とそのような関係を維持したくないことを明確にして返信しました」と声明を発表。そして、「(エフィの)フェチや変態的な性欲を暴いたりすることは決してハマー氏の意図ではありません。しかし彼女は今、民事弁護士を雇って公の場で記者会見を開きました。そのため、この問題を別のレベルにまでエスカレートさせているのです」と続けた。
さらには、エフィとアーミーの関係について、「(彼女と出会った)初日から、ハマー氏とエフィとのすべてのやりとりは、完全に合意の上で行われました。事前に話し合ってからの合意で、お互いに参加したものであると主張してきました。エフィの注目を集めようとする無謀な訴訟は、本当の性暴力被害者が相応の正義を得ることを難しくするだけです」とコメントした。
アーミーは現在、ロサンゼルスの豪邸を売却し、ケイマン諸島に滞在している。