多くのヒット曲で知られるポップの歌姫、アリアナ・グランデ。そんな彼女が熱狂的な『ハリー・ポッター』ファンであることは周知の事実だ。
しかしそんな彼女が初めて作詞した楽曲の中に、『ハリー・ポッター』に出演していたある俳優のことを書いたものがあることはご存じだろうか。
アリアナ・グランデの『ハリー・ポッター』好きは有名で、23歳のバースデーには親しい友人らが集まって『ハリー・ポッター』をテーマにしたパーティーを開いたほどだ。アリアナを含む参加者は全員、ホグワーツ魔法学校の制服を着てパーティーを楽しんだ。
またアリアナは、作品内で登場した光を生む呪文「Lumos」やホグワーツ魔法学校へと続く駅のホーム「9 ¾」といった『ハリー・ポッター』に関連するワードのタトゥーも入れていることで知られている。
そんな彼女が歌詞にした『ハリー・ポッター』俳優とはいったい誰なのだろうか。
アリアナによると、彼女が幼いころに恋に落ちた相手は俳優のトム・フェルトンなのだ。トム・フェルトンといえば、『ハリー・ポッター』シリーズで主人公ハリー・ポッターのライバル、ドラコ・マルフォイを演じていた。
そんな「悪役」キャラクターに恋してしまったアリアナ。9歳のころにはなんと、ドラコ・マルフォイがプリントされた枕カバーを愛用していたという。
しかしアリアナのドラコへの想いはここでとどまらなかった。その恋心を曲に込めたのだ。歴代のボーイフレンドであるピート・デヴィッドソンやマック・ミラーよりも前に彼女が真実の愛を歌ったのは、なんとドラコだった。
2015年には、ドラコを演じたフェルトンが自身のツイッターでアリアナについて言及する場面があった。フェルトンが「僕の彼女はアリアナの曲をずっと聴いているよ!口ずさみながらね」とつづったツイートにアリアナは「うれししい!私からも愛を送るわ!」と返信。さらに「私が9歳の頃はドラコの枕カバーで寝ていたの。彼の曲も作ったのよ。覚えておいてね!」と付け加えていた。