NEWS

ジョニー・デップ、元妻アンバー・ハードの離婚訴訟のやり直しを申し出! アンバーが和解金を一部しか寄付していていなかったことが理由か

ジョニー・デップとアンバー・ハード(2015年) NEWS
ジョニー・デップとアンバー・ハード(2015年)

俳優ジョニー・デップの弁護団は今月18日、イギリス控訴裁判所に対し、彼と元妻アンバー・ハードの離婚に関する裁判のやり直しを求める申し立てを行った。

ジョニー・デップは昨年11月、自身のことを「DV夫」と表現したサン紙の報道に対し、名誉を毀損されたとて訴えを起こしていたが、高等裁判所は報道の内容は「概ね事実」としてジョニーの訴えを退けていた。

なお今回ジョニーが敗訴した背景には、アンバー・ハードが離婚によって手にした和解金700万ドル(7億6200万円)を全学慈善団体に寄付すると公表し、裁判官の心証をよくしたからだと、ジョニー側の弁護団は主張していた。しかし実際にはほとんど寄付をしていなかったことが発覚。そのためジョニー側の弁護団は「計算しつくされたウソ」であり、アンバー側の意見のみを一方的にうのみにするのは不公平だと訴えた。

一方、アンバー側の弁護団は彼女が和解金の一部しか寄付していないことを認めつつ、「今後も続く裁判の費用として備えるため」と説明していた。

なお今回控訴が認められるかどうかについて、イギリスのアンダーヒル判事は、「本日すぐに決定するという予定はありません。しかし、そう時間をかけずに判断するつもりです。決定し次第書面にてお知らせします」と語っている。

またジョニー・デップは前回の敗訴の判決を受け、再登板が決まっていた映画『ファンタスティック・ビースト』続編でのゲラート・グリンデルバルド役を降板しており、代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作への参加もあやぶまれている。

まもなくアメリカ国内にてアンバー・ハードを相手取った名誉毀損裁判も始まるため、2人の法廷闘争はますますドロ沼化することになるだろう。

tvgrooveをフォロー!