現在、子供たちの親権を巡って裁判中の俳優ブラッド・ピットと女優アンジェリーナ・ジョリー。この度アンジェリーナ・ジョリー側は、長男マドックス・ジョリー・ピットの証言を提出した。
3月18日、USウィークリーは今回の裁判について、「マドックスは今回の親権争いに関して1人の成人として証言しており、その内容はブラッドに不利なものだった。マドックスは今後、自身の名前に『ピット』姓をつけず、『ジョリー』姓のみで生活していきたいとも語っていたが、アンジェリーナはこの意見を支持していない」と報じた。
アンジェリーナとブラッド・ピットが離婚を申し立てたのは2016年10月のこと。その後、6人の子供たちとお互いが持つ不動産を巡って5年間におよぶ法廷バトルが繰り広げられている。彼らは依然、正式な親権契約と最終判決に合意していない状況だ。
アンジェリーナが離婚を申し立てた際、ブラッドにはプライベートジェット機内で長男マドックスに虐待をしたのではないかと調査が進められていた。正式に調査が行われたあと、結果として虐待はなかったとの結果が出されている。
なおアンジェリーナは現在、ブラッドによるDVの証拠を準備中だとも報じられている。
USウィークリーの取材に答えたブラッドに近い関係者によると、ブラッド側は今回の動きを「アンジェリーナ側が仕返しを図っている」と考えているという。関係者は「この4年半の間に、アンジェリーナ側は様々な主張をしてきたが、検討はされても実証されていないものも多くある。子供たちはアンジェリーナがブラッドを傷つけるために利用しているとしか思えずわ今回のケースは度を越している。今回の裁判書類も、アンジェリーナの4番目か5番目の弁護団がブラッドを傷つけるためにリークしたものだよ」と語っていた。
なおこれまでの裁判でブラッド側は共同親権を、アンジェリーナ側は単独親権を主張している。