人気歌手のビリー・アイリッシュ(19)が、先日Apple TV+で配信となった自身初のドキュメンタリーの裏話を公開した。
2月26日、ビリー・アイリッシュのドキュメンタリー「ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている(原題:Billie Eilish: The World’s a Little Blurry)」がApple TV+にて配信開始。天才と呼ばれる人間が音楽業界で世界的なスターダムにのぼりつめる様子が描かれていた。同時に、自立しようとする1人の少女の成長物語でもあった。さらに番組の中で公開された大ヒットアルバムの製作過程は大変魅力的であり、コンサート映像のようでもあった。
今回Apple TV+のYouTubeチャンネルでは、ビリーのインタビューを公開。そこで、このドキュメンタリーを撮ることになったときの気持ちや、質問などに答えた。
ドキュメンタリーについて語るビリー
冒頭では「誰かが私の心臓をつぶしてるって感じ。内臓をえぐられるみたいな」と、このインタビューを公開した感想を話すビリー。「これを撮ろうっていうコンセプトは2018年のはじめに出た。私たちはみんな・・・うーん、なんて言葉がいいかな。“疑ってた”かな(笑)。本当に実現するなんて思ってなかったから。色々撮ってもどうせ世間に出さないでしょってね。結果的にはいいものができた」と、最初は懐疑的であったと話した。
「これを最初に見た時の感想は?」と聞かれたビリーは「めっちゃ感情的になった」と話すと、また涙がこみ上げる。「心が痛むものが入ってるっていうのは知ってた。でも喜びの涙も流したよ。みんな私のこんなところを見てるんだっていうのもわかった。人生で起こったすごい瞬間をバッチリとらえてくれた」と話した。
「このドキュメンタリーを経て、両親を見る目は変わった?」という質問には「最初に見た時は作品の途中で停止して、ママとパパに電話したよ。『愛してるよ~。最高の両親だよ』ってね。素晴らしい両親だっていうのはもう知ってたけど、改めて見ると本当に美しい」と語った。
さらに「ドキュメンタリーカメラに慣れ過ぎて、いつ撮られていていつ撮られていないかも分からなくなってた。自分的には世界とシェアするなんて思ってなかった瞬間もあって、それを何百万人という人が見られるっていうのは恐ろしいことだよね。でもいいことだけど」と、予想外の姿も入っていたと話した。
またファンに対して「ファンのみんな、私が今ここにいる理由はあなたたちだけ。本当に感謝してるし、愛してる」とメッセージも送った。「これを見る時は大きいスクリーンで、キャンドルをつけて、誰かハグする相手と一緒に見てほしい」とも語った。
ビリーのドキュメンタリー「ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている(原題:Billie Eilish: The World’s a Little Blurry)」はApple TV+で配信中だ。