ジェシカ・アルバが、自身のキャリアについて語っている。
かつて女優として活躍し、現在は美容や健康食品を取り扱う企業「The Honest Company」の共同創業者もつとめているジェシカ・アルバが、WEBメディアRomperのインタビューに登場した。
このインタビューの中でジェシカは、自身が2008年に長女オナーちゃんを出産して以降、女優業から退いた理由を明かしている。
インタビューにて「私の母は、若くしてガンをわずらったの。私の家族の女性の多くが、様々な種類のガンを経験し亡くなっているけれど、そのどれもが遺伝性のものではなかったわ」明かしたジェシカは、幼い頃から慢性的な疾患があったことも告白した。
幼い頃の自身についてジェシカは、「11歳までに、5回は手術を受けたわ」と語り、「慢性的なアレルギーがあって、子供の頃から何度も病院に行ったの。そして、『とにかく生きたい』『力強くありたい』『私が産んだこの子と、できるだけたくさんの時間を過ごしたい』って強く思った瞬間があったの」と母になってからの心境を明かした。そして、「そんな私の健康問題もあって、自分の娘には健康に生きてほしいって思ったの。それに、健康でない時に幸せでいるのってとっても難しいのよ」と付け加えた。
またジェシカは女優業を退いた理由について、自身の健康状態と母になったことが大きかったと語っている。
長女オナーを出産後、ジェシカは「これまでのような自分には戻れないって思ったの。女優というものにもあまり執着しなくなったわ。そんなことより、もっともっと大きなものだったの」と気がついたそうだ。そして、「この存在になったことで、何をすれば意味があるのか、どうすれば変化をもたらすことができるのか、考えるようになったの。母親という立場になって初めて、その現実がリアルに感じられたわ」と付け加えた。