今、海外で流行中の「モモ チャレンジ」をご存じだろうか?同チャレンジが原因で多くの若者が、恐怖に貶められ、深刻な社会問題化している。
この「モモチャレンジ」は、YouTubeやコミュニケーションアプリWhat’s upなどの、SNSを通したいじめ、サイバーブリングの一種であり、オンライン・チェーンメールだ。現在、SNSを頻繁に使用する若者を中心に広まっている。
「モモチャレンジ」の概要は、インターネットで、チャレンジに参加するための電話番号をみつけ、その番号に、メッセージを送る。すると“モモ”という名の気味悪い見た目をした生物の写真と共にメッセージが返ってくるというものだ。
そのメッセージには、バイオレントな行為を促す内容のものが含まれており、中には「人を刺せ」「ピルを服用」「自分を殺せ」など、度を超えたものも多くあるようだ。
このチャレンジの危険な点は、モモが与える全てのタスクをこなさないと、気味の悪い見た目のモモが、家にやってくる、もしくは個人情報をインターネットに流失させると脅してくることだ。
YouTubeには、興味本位で「モモチャレンジ」をする若者を写した動画がいくつも投稿されており、こういったビデオに触発されてチャレンジに参加する若者が後を絶たないという。
さらに、同チャレンジに関するビデオの内容は、自分自身を痛めつける方法を教えるものや、親には決してこの「モモチャレンジ」を伝えてはならないといった命令をしているものまであるようだ。
この状況に、英国のオンラインの安全を管理する団体「National Online Safety」も子供を持つ親に危険性を呼びかけるなど、非常事態と化している。
また、リアリティスターのキム・カーダシアンも、自身のインスタグラムにて、モモチャレンジの危険性を訴えたり、YouTubeに改善を求める訴えをしている。
キムは「モモチャレンジの動画が、子供向けのYouTubeビデオの中間に埋め込まれていた」や「子供がYouTubeでどんな動画を見ているか確認して」など、モモチャレンジの恐ろしさを記したフェイスブックの投稿をシェアした。
実はこの「モモチャレンジ」で使用されているモモという生物は、日本の芸術家の作品であり、このようなチャレンジとは全くの無関係であることが報じられている。
純粋な若者をターゲットにしたこの危険すぎるチャレンジは、現在深刻な社会問題として、メディアで大きく取り上げられている。
一方で、この「モモチャレンジ」の流行自体をでっちあげだと報じているメディアもいくつか出現しており、謎は深まるばかりだ。
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