先日、俳優ジョニー・デップのイギリス大衆紙「サン」に対する上訴が棄却されたことを受け、ジョニーとバンド ハリウッド・ヴァンパイアーズを組んでいるミュージシャンのアリス・クーパーが口を開いた。
The Daily Beastのインタビューに答えたアリス・クーパーによると、ジョニー・デップの今回の裁判の結果や元妻アンバー・ハードとのドロ沼離婚劇は、彼らのバンドの最新アルバム発売には影響しないという。ハリウッド・ヴァンパイアーズは2015年、デップ、クーパー、そしてエアロスミスからジョー・ペリーが加わって結成されたロックバンドだ。
クーパーはインタビューの中で、「特に修羅場なんてないよ。彼は変わらず親友の1人だ」と語り、「ジョニーは、『これは全く別の世界の話だ。バンドでやっていることには影響ないよ』って言って、ステージに上がりたくて仕方ない様子だったよ」と付け加えている。
クーパーによると、デップは最近作詞にもとりくんでいるそうで、実体験をもとにした楽曲ができあがるのではないかと考えているそうだ。
「ジョニーが去年曲を作っていたのは知ってるんだ。彼、去年はいろんなことがあったからね」と語ったクーパーは、「そんなに大変なことがあっても、彼は曲作りをやめなかった。もしかすると、むしろはかどったのかもしれないな。おもしろい曲ができあがるんじゃないかって楽しみにしているよ」と新曲への期待を口にした。
そして、「一緒にやっているとすばらしいものができあがるんだ。それに何がすごいかって、バンドメンバーは11人もいるんだ。それでもケンカなんか起こったことがないんだよ。声を荒げたことさえない。すごいだろ?」と付け加えた。なおクーパーは、今後もデップの音楽の才能をサポートし続けていくことも明らかにしている。
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