『スター・ウォーズ』で最も嫌われたキャラクターといわれる、グンガンの軍人で銀河共和国末期の惑星ナブーの政治家ジャー・ジャー・ビンクス。そんな彼は昨年、ディズニーの動画配信サービス ディズニープラスで配信されるオビ＝ワン・ケノービのスピンオフドラマシリーズに、登場するのではないかというウワサが駆け巡った。新三部作では、オビ＝ワンと行動とともにしていたからだ。しかしどうやら、その可能性はないようだ。
今回、新三部作でジャー・ジャー・ビンクスを演じていた俳優アーメド・ベストが取材に応じ、オビ=ワンのドラマには出演しないと明言したのだ。
アーメド・ベストは「キャラクターへの愛はうれしいよ。でもドラマには出ない」とウワサを完全否定した。「もちろん出たい気持ちはあるんだけど、僕の愛する人たちが集まってすばらしいものをつくりあげようとしている様子を見ているだけでうれしいんだ。」と付け加えた。
ジャー・ジャー・ビンクスがオビ＝ワン・ケノービのスピンオフドラマシリーズに登場するのではないかというウワサは、昨年1月からささやかれてきた。「共和国を滅ぼすきっかけをつくったあと、彼はどこでどのような人生を歩んでいたのか」それがドラマ内で描かれるのではないかと予想されたためだ。
しかし、アーメドがこの役に返り咲かないとしても不思議ではない。ジャー・ジャー・ビンクスとして出演して以降、彼は強烈なバッシングに見舞われたからだ。それでもアーメドは子供向けゲーム・ショー番組「Star Wars: Jedi Temple Challenge」に司会として登場し、再び『スター・ウォーズ』ファミリーとして迎え入れられた。
ユアン・マクレガーが主役を演じるオビ＝ワン・ケノービのドラマシリーズは、今年4月から撮影をスタートさせる。
