俳優ジョニー・デップと女優アンバー・ハードによるドロ沼離婚裁判は、まだまだ終わる気配を見せていない。しかし先日、ジョニー・デップが自身のことを「DV夫」と表現したサン紙に対する裁判のやり直し控訴が棄却されたことから、2人の物語はまた新たな局面に入ったと言えるだろう。
アンバー・ハード側はジョニー・デップの控訴棄却について、弁護士を通じてコメントを発表したのみだった。そしてアンバー本人は、自身のインスタグラムアカウントに「1つのドレス、4年の違い、時に同じものを2回着ることは重要なの」と、コメントを投稿。そこに添えられた2枚の写真が話題を呼んでいる。
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1枚目の写真は2016年に撮影されたもので、2枚目は昨年のものだ。どちらもアンバーは同じ黒のドレスを身に着けているが、その着用シーンはまったく異なっている。
2016年のものは、アンバーがジョニー・デップに対して接近禁止命令を勝ち取った日の1枚だ。そして2枚目は昨年夏、アンバーがジョニーとサン紙の裁判にて証言するために裁判所に向かった日の1枚だった。
ジョニーの裁判はアンバーを直接相手どるものではなかったが、彼女の証言は判決に大きく影響した。「DV夫」との表現が正しいのかどうか、アンバーが主張する必要があったためだ。結果として、判決はサン紙の記事の内容を「おおむね事実」とするものとなった。アンバーがこの裁判で証言した日は、彼女にとって特別な1日となったことだろう。そのため、ジョニーと闘い続ける日々の象徴として、同じドレスを着た2枚の写真を比較するように公開したに違いない。
今回の裁判は結末を迎えたが、アンバーとジョニーの法廷闘争は次のラウンドに移ることになる。ジョニーのアンバーに対する名誉毀損裁判が2022年初旬に開かれるためだ。また、アンバーもジョニーに対して反訴している。
来年には、この裁判で新たな事実が明かされることになるだろう。
