映画の聖地ハリウッドの有名スポットといえば、サンタモニカ丘陵リー山の一角にある「Hollywoodサイン」だろう。誰もが一度は映像などで目にしたことがあるシンボルマークだ。そんな場所にこの春、新たな住人が引っ越してきたようだ。TMZが報じている。
法執行機関の関係者が語ったところによると、先週金曜、サインの最初の「O」の穴部分が破壊され、その場所に乳牛の絵が描かれていたという。この破壊行為を行った3人が不法侵入の罪で逮捕されることとなったが、丘を降りてきた容疑者たちを警察のパトカーが追いかける事態となった。
There was Hollyweed. Then Hollyboob.
Now, H🐮llywood.
Three have been arrested: https://t.co/UIe9g32NnM pic.twitter.com/icVCN1SkHo
— Kevin Rector (@kevrector) April 2, 2021
調べによると3人のこの行為はあくまでも遊びのつもりでやったもので、牛の保護または冒とくするためにアピールする意味のモノではないという。
一方、ロサンゼルスで活動するJunior Varsityというロックバンドがこの行為を利用しようとしている。Junior Varsityは2日にデビューシングル「Cold Blood」をリリースしたばかりだが、そのCDジャケットに乳牛を採用しているのだ。彼らはインスタグラムを通してファン達に「サインをさがしてみて」と呼びかけていた。
なおハリウッドサインが傷つけられるのはこの数カ月の間に2回目で、2月にはモデルのジュリア・ローズが「Hollywood」の「w」と「d」の部分を差し替え「Hollyboob(boob=胸)」にしたとして逮捕された。彼女を含め6人が逮捕される事態となっており、彼女らは500万人のフォロワーを抱える彼女のアカウントを意図的に削除したとしてインスタグラムの管理者に抗議する意図があったという。ジュリア・ローズは自身の「胸」を用い、誰かの胸の代わりをするモデルとして活動していおり、今回「boob」にすることで乳がんへの関心を高める狙いもあったようだ。
Two social media influencers associated with the Feb. 1 “Hollyboob” incident said they were sending a message to challenge censorship on Instagram after one of them had her accounts shuttered for nudity.
— Los Angeles Times (@latimes) April 2, 2021
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