2017年に公開された、DCコミックスのヒーローが集結した映画『ジャスティス・リーグ』。本作撮影中に降板したザック・スナイダー監督の後任を務めたジョス・ウェドン監督に、撮影現場でのイジメ疑惑が新たに報じられている。
映画『ジャスティス・リーグ』
ジョス・ウェドン監督といえば、『ジャスティス・リーグ』でサイボーグ役として出演しているレイ・フィッシャーから「『ジャスティス・リーグ』撮影現場でのジョス・ウェドンは、キャストやクルーに対して野蛮で虐待的で、プロ意識がない。これは受け入れがたいものだ」とツイッターで訴えられたことが、昨年波紋を呼んだ。
Joss Wheadon’s on-set treatment of the cast and crew of Justice League was gross, abusive, unprofessional, and completely unacceptable.
He was enabled, in many ways, by Geoff Johns and Jon Berg.
Accountability>Entertainment
— Ray Fisher (@ray8fisher) July 1, 2020
レイはさらに、当時ワーナー・ブラザーズの重役であったジョン・バーグと、元DCエンターテインメントの社長であるジェフ・ジョーンズを名出して、ジョスのこのような行動は二人によって生み出されたと指摘。その後もワーナー・ブラザースと対立し、調査でワーナー側がウソを付いたとの主張もしていた。
そんな中、新たにTHRが報じたところによると、ワンダーウーマン役で知られるガル・ガドットも撮影現場でジョス・ウェドンから“脅されていた”という。
撮影当時のガル・ガドット↓
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関係者がTHRにリークした内容では、ジョスはガルに気乗りしないセリフを言うように迫り、そこから仲たがいが始まったようだ。さらにジョスは、ガルのキャリアを台無しにすると脅したとも伝えらえている。また、撮影現場での目撃者は「ジョスはガルとやり合ったことを自慢していましたよ」とコメント。「彼は彼女に、自分は脚本家だから、黙ってセリフを言えと伝えたんです。そして、彼は彼女を信じられないほどバカにすることができるとも言ったのです」と主張した。
この報道に対し、ネット上では「最悪な監督!」「ガルは本当にすばらしい女優。こんなことする男はキライ、気持ち悪い」などの声や、「そもそも脚本家だから指示するのは当然なのでは?」と言う声も上がっている。
ガルはTHRの声明の中で「私は(ジョスと)問題を抱えていましたが、ワーナー・ブラザースはそれをタイムリーに処理してくれました」と述べた。ジョスはTHRヘのコメントを拒否している。
実は、『ワンダーウーマン 1984』で監督を務めたパティ・ジェンキンスも誹謗中傷されていたと関係者は主張していることから、現場で被害を受けたのは役者だけではなさそうだ。
『ジャスティス・リーグ』といえばその後、スナイダー・カット版の公開を支持する声が上がり、ザック・スナイダー・カット版『ジャスティス・リーグ』の公開が決定した。
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