今週後半以降、米フロリダ州にあるマジック・キングダムでは、入園者が写真撮影時に限ってマスクを外すことを許可されるようだ。
今週火曜フロリダ州オーランドにあるディズニー・ワールドは、木曜日以降、来園客に屋外で写真撮影をする際に一時的にマスクを外すことを許可すると発表した。
ディズニー・ワールドは今回ガイドラインを更新した理由について明らかにしていないが、新たなガイドラインでは「食事中や水遊び中、または屋外での写真撮影時以外は常にマスクを着用すること」と設定している。
世界中にあるディズニーランドの中でも最大級の規模を誇るウォルト・ディズニー・ワールドは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年3月から休園。7月から段階的に営業を再開させた。再開にあたってはマスク着用のルールやソーシャル・ディスタンスの維持、体温測定や入場制限など感染防止策が徹底されている。
そんな中今年12月には、ディズニー・ワールド側がマスクをせずにアトラクションに乗った来園客の写真に、あたかもマスクをしているかのように加工していたことが明らかになり、問題となっていた。
これについてディズニー・ワールドの代表者は「私たちは今後いっさいこのようなことは致しません。これからもご来園の皆様には食事中や飲み物を飲んでいるとき以外のマスク着用を徹底していただくよう、取り組んでまいります」と語り、「今後も営業を続けていくために感染防止策を徹底していきます」と続けている。
なお東京にあるディズニー・リゾートは昨年7月以降、営業時間を短縮しながらも再開。カリフォルニア州にあるディズニー・ランド・リゾートはワクチン接種会場としても利用されていたが、今月30日からようやく営業を再開することが発表されている。
