映画『ゴーストバスターズ』や『ジュマンジ』、『バッドボーズ』などの大ヒット作が、今度はアトラクションとなってテーマパークに登場する。
このテーマパークは、映画スタジオのコロンビア・ピクチャーズを所有するソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントとアマゾン・フォールズが展開するもので、タイの沿岸部にあるバンサライという都市に「Columbia Pictures’Aquaverse」という名前でオープンする。開業は新型コロナウイルスの状況を見ながらではあるものの、今年10月を予定している。
Sony Pictures Entertainment and Amazon Falls announced today that they have closed a deal to open the world’s first Columbia Pictures theme and waterpark, “Columbia Pictures’ Aquaverse” https://t.co/vbnAqve1CS
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) April 6, 2021
今回の事業を担当するソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントのジェフェリー・ゴッドシック氏は「私たちはウォーターパークや冒険アドベンチャー、そしてアトラクションを通して、世界中の人々に私たちの作品の世界を深く感じていただく機会を作っていきたいと考えています」と語っている。
ジェフェリー・ゴッドシック氏によると、タイ国内では新型コロナウイルスのワクチン接種は夏までに急速に普及するとされており、秋の開業に間に合うだろうとのことだ。ゴッドシック氏は「私たちは世界中で膨大な量の調査を行いました。来場者は『安全であることが第一』だと考えています」と付け加えている。
なお、タイの東部経済回廊(EEC)はこの計画を心から歓迎するとしており、幹事長のカニット・サンスバン氏は「今回のプロジェクトはEECをダイナミックに成長させていくうえでキーとなる役割を果たしてくれるだろう」と語った。さらに「このテーマパークは我々が推進しているEECスマートシティ開発プランの基盤となるだろう。EECとしてはこのプロジェクトを成功させるべく、5Gサービスやその他のインフラ、デジタルテクノロジー、交通機関の整備、クリーンエネルギーへの協力やプロモーションなど全力でサポートし、EECの長期的に持続可能な開発に役立てていくつもりだ」と意気込みを口にした。
このテーマパークは地上と水上のアトラクションに分かれており、全世代が楽しめるようになっているという。