ファッションの祭典「メットガラ」の今年と来年の開催日が、ついに明らかになった。
「メットガラ」は毎年5月、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されるファッションの祭典で、ファッション誌「Vogue」の編集長アナ・ウィンターが主催を務めている。毎年テーマに合わせた衣装で、多くのセレブたちが集結することで注目を集め、2019年はレディー・ガガ、ハリー・スタイルズ、セリーナ・ウィリアムズらが共同ホストを務めた。昨年は新型コロナウイルスの影響により延期となっていたが、その後中止になったことが発表されていた。
そんな「メットガラ」だが、今年と来年の開催日が明らかになった。
主催のアナ・ウィンターは、今年は9月13日、2022年は通常の日程に戻し、5月の第一月曜日である5月2日に開催することを発表した。
今回の「メットガラ」は、今年と来年にかけ、2部構成となり、今年9月開催のパート1では「In America: A Lexicon of Fashion(アメリカにおいてのファッションの辞書)」という、9月18日から同美術館で開催される展示会のタイトルに合わせ、服の表現力と公平性、多様性、包括性の問題とのより深い関連性に基づいた、アメリカのファッションのモダンなボキャブラリーがテーマとなっているという。
パート2では、「In America: An Anthology of Fashion(アメリカにおいてのファッションの選集)」というタイトルで、メトロポリタン美術館に内在する未完成の物語をアメリカ映画の監督たちとともにシリーズを通してコラボし、アメリカのファッションの進化する言語をさらに掘り下げることがテーマとなっている。
また今年のホストはまだ明らかにはなっていないが、Page Sixの報道によると、ウワサではアメリカ新大統領ジョー・バイデン氏の就任式でパフォーマンスをし、世界中を感動させた詩人のアマンダ・ゴーマンと、「トム・フォード」のデザイナーでCFDA(アメリカファッションデザイナーズ協議会)の会長であるトム・フォードになるのではないかと言われている。まだウワサの段階だが、ホストについてもじきに発表されるだろう。