イギリスの有名司会者でオジー・オズボーンの妻として知られるシャロン・オズボーンが、番組「The Talk」を降板した件。共同司会者であるシェリル・アンダーウッドが、シャロンと繰り広げた口論が原因でPTSD(心的外傷後ストレス障害)になってしまったと明かした。
ことの発端は、「The Talk」の3月10日放送回でのこと。シャロンがメーガンを猛烈批判した友人のピアーズ・モーガンを番組内で擁護。これがきっかけとなり、生放送中にシェリルと激しい口論を繰り広げた。その後、放送局CBSが「シャロン・オズボーンは『The Talk』を降板することが決定いたしました」と声明を発表した。
そしてシェリルは自身のポッドキャスト「The World According to Sheryl」の最新エピソードで、シャロンとの口論以来、彼女と話をしていないことを明かしたが、これに対しシャロンは反論。「私はこれら(謝罪)のメッセージをシェリルに送っただけでなく、彼女の楽屋まで直接行って謝罪したのよ。なぜ私がシェリルに謝っていないって言うの?私の評判を落とそうとしているの?」とコメントしていた。
そんななか、シェリルは約1ヶ月の休止期間を経て最初に放送された同番組の中で、「トラウマ」に苦しんでいることを明かした。
「トラウマになってしまって、PTSDのようになっているような気がします」「友人や同僚、スタッフと一緒に仕事に戻りたかったので、これを乗り越えたいと感じています……でも、視聴者にも戻りたかったのです」と辞めることさえ考えていたという。
さらに彼女は“起こっている黒人女性”として見られることを恐れたという。「(シャロンとの口論は)友人との会話だと思っていたので、シャロンとの関係をエスカレートさせたくはありませんでしたが、同時に、怒っている黒人女性と思われたくないので、他の人たちのお手本にならなければならないと思っていました」と当時の心境を振り返った。「あの日のことを思い出すとトラウマがよみがえってきて辛い。あの日に戻るのは難しい」とコメントした。