『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞ノミネート、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で主演を務めた、フェリシティ・ジョーンズ主演最新作『ビリーブ 未来への大逆転』より、本作でルースの夫・マーティン役を演じたアーミー・ハマーの劇中カットが公開された。
85歳の今なお、現役の最高裁判事として活躍し、アメリカで最も尊敬される女性第4位に選ばれるなど、正義と平等のために闘う存在として敬愛され続けているルース・ギンズバーグ。
本作は、そんな彼女が若かり時代に挑んだ世紀の<男女平等裁判>を描いた物語。時は1970年代、アメリカ。女性は自らの職を選べず、自分の名前でクレジットカードさえ作れなかった時代。そして、男性もまた、人生において多くの選択肢を選べず専業主夫にはなれなかった。
そんな時代に、一人の女性弁護士ルース・ギンズバーグの手で、アメリカを変え、ひいては世界をも変える第一歩となった、世紀の〈男女平等〉裁判が起こされたー。なぜ、彼女は法律の専門家たちに〈100%負ける〉と断言された訴訟に踏み切ったのか?そして、どうやって〈大逆転〉を成し遂げたのか?今、史上初の歴史的勝利に至るすべてが明かされる。
2018年に公開された映画『君の名前で僕を呼んで』で、主人公エリオが恋に落ちる大学院生オリヴァーを演じ、観る者の胸を熱くしたアーミー・ハマー。同作ではゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、昨年、大きな話題をさらった彼が、本作では、世紀の<男女平等裁判>に挑む妻・ルースを支え続けた夫マーティン役に挑戦。
自身も、世界屈指の税法の専門家として活躍しながら、ルースとともに性差別を争う世紀の裁判を戦い、夫婦で歴史的な勝利を獲得。さらに、家庭では、当時一般的だった性別による役割を覆して育児や料理を担当。家事も仕事も完璧にこなす、全女性の理想のパートナーと言える役柄をチャーミングに演じている。
監督のミミ・レダーは、本作でのアーミーを「この映画では、これまでに見たことがないようなアーミー・ハマーを見ることになると思うわ。彼はマーティンのユーモアと知性を、本当に上手く表現したの」と絶賛。
曾祖父は石油王、父は大会社のCEOと、想像もできないほど裕福な家庭に育ちながら、親の反対を押し切って俳優の道に進んだアーミー。『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)、『ALONE/アローン』(16)、『君の名前で僕を呼んで』(18)など、多くの話題作への出演に加え、2017年には、米国の映画情報サイト『TC Candler』が発表している「世界で最もハンサムな顔100人」の第3位に選ばれるなど、今、最も旬な人気俳優と言っても過言ではない。
2010年に結婚し、二人の子供を持つ父でもある彼は、「最初に脚本を読んだ時、心が躍った」と明かしており、この映画に参加できるチャンスに飛びついたのだとか。父として、夫として、男として、すべてを完璧に備えているアーミーだからこそ演じられた、アメリカ最強のスーパーウーマン、ルース・ギンズバーグを支える夫マーティン。
彼もまた、“スーパーイクメン”として、劇中で大活躍をみせており、今回解禁された画像では、子供に朝食を食べさせるアーミーや、ベンチで子供をあやすイクメンパパとしての姿が公開されたほか、法廷での凛々しいスーツ姿なども解禁に。さらに、パジャマ姿でベッドに寝そべるお茶目なアーミーの姿も切り取られるなど、“スーパーイクメン”マーティンを演じたアーミーのこれまで見たことのない新たな表情が映し出された。
STORY
貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人で、女子トイレすらなかった。家事も育児も分担する夫のマーティの協力のもと首席で卒業するが、女だからというだけで雇ってくれる法律事務所はなかった。やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティがある訴訟の記録を見せる。ルースはその訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出るのだが──。
公開情報
『ビリーブ 未来への大逆転』
3 月 22 日(金) TOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー
© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
映画・海外ドラマ関連を中心に、洋楽や海外セレブ情報も発信。カルチャーとファンの距離を縮める、カルチャーをもっと楽しめるコンテンツをお届け!
☆X(旧Twitter)で最新情報を発信中!今すぐフォロー!