ウィリアム王子とヘンリー王子が、あの衝撃インタビュー以来、久しぶりの再会を果たす。ふたりはいったいどうなるのだろうか。
昨年、王室離脱を発表したヘンリー王子とメーガン妃は、先月、アメリカCBS放送のオプラ・ウィンフリーによる対談番組「Oprah With Meghan and Harry: A CBS Primetime Special」に出演。番組の中でふたりは、王室から守られていなかったこと、メーガン妃が自殺まで考えたこと、息子アーチー君の肌がどれだけ黒いかを王室から懸念されていたといった事実を明かし、またメーガン妃がキャサリン妃との確執についても言及し、世間に衝撃が走った。
インタビュー後、ヘンリー王子の兄ウィリアム王子は記者に対し「私たちは人種差別主義者のファミリーでは決してありません」「まだ彼と話をしていませんが、話をするつもりです」とコメントし、その後電話で話したことも報じられた。しかしこの電話をしたということもヘンリー王子が報道関係者にバラしたことから、ウィリアム王子はまだヘンリー王子を信用できず、まだまだ懸念が残っているようだ。
そんな中、4月9日、バッキンガム宮殿はフィリップ王配が亡くなったことを発表した。享年99歳であった。
ウィリアム王子とヘンリー王子は祖父のフィリップ王配の死後、別々に声明を発表。フィリップ王配の葬儀は4月17日(土)にウィンザー城のジョージ大聖堂にておこなわれる予定で、ヘンリー王子は葬儀参列のためアメリカからイギリスに帰国。ウィリアム王子とヘンリー王子はそこで久々の再会を果たすこととなる。
Us Weeklyの取材で、「Prince Philip Revealed(原題)」の著者であるイングリッド・シュアードは、葬儀でのふたりの再会について「ヘンリー王子はイギリスにいる間、わだかまりについてはかなり後回しにするでしょう。ヘンリー王子は葬儀が終わったらすぐに妻メーガン妃のもとに戻りたいと思うでしょうから。なのでヘンリー王子は家族と一緒にいて恥ずかしい状況に陥る時間もないと思います」とコメントしている。
ウィリアム王子とヘンリー王子にとっては、今はふたりの間にできている溝を気にするよりも、祖父の葬儀に集中するに違いない。