険悪とされていたウィリアム王子とヘンリー王子の関係だが、先月行われたヘンリー王子夫妻と大物司会者オプラ・ウィンフリーによる暴露インタビューを受けて、新たな局面を迎えたようだ。
先日、情報筋がUSウィークリーに語ったところによると、インタビュー直後のヘンリー王子とウィリアム王子の会話は「いいものではなかった」という。彼は「ウィリアム王子は、ヘンリー王子がカリフォルニアに移住して以降、その成功とハリウッドの存在にうぬぼれるようになったと感じている」と明かした。また「ウィリアム王子はヘンリー王子が、王室よりも名声を優先したと非難しているようだ」とも語っている。
先月7日に放送されたヘンリー王子とメーガン妃の2時間におよぶインタビューでは、ヘンリー王子が兄ウィリアム王子と父チャールズ皇太子との関係について、「破綻している」と告白する場面があった。
またメーガン妃は長男アーチ君を妊娠している期間中に王室内で「生まれてくる子供の肌の色を懸念している」との発言があったと告発していた。これを受け、ウィリアム王子はマスコミに対し「我々は人種差別的な家族ではありません」とコメントを出している。
なお情報筋によると、関係がギクシャクしている中であっても、ウィリアム王子はヘンリー王子といつでもコミュニケーションが取れる状態を保っているそうだ。今年7月1日には彼らの母であるダイアナ元妃の生誕60周年を記念し、ケンジントン宮殿内に設置した像を公開するイベントが行われるため、打合せが必要なこともあるだろう。ヘンリー王子もこのイベントに参加する予定とされている。情報筋はもし万が一ヘンリー王子が出席しなかった場合、「ウィリアム王子はヘンリー王子のことを一生許さないだろう」と語った。また4月17日には、ふたりの祖父であるフィリップ王配の葬儀もあり、インタビューが放送されてから初めて、久しぶりの再会を果たすこととなる。
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