俳優のトム・ヒドルストンが、最新インタビューにて数年間映画への出演から遠ざかっていた理由を明かしている。
2011年に初公開されたマーベル映画『マイティ・ソー』シリーズでロキ役を演じ、一躍人気者となったトム・ヒドルストンはその後『ナイト・マネージャー』や『キングコング:髑髏島の巨神』『クリムゾン・ピーク』などのさまざまな映画に出演した。しかしそれ以降、2018年の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』にてほんの少し出演した以外にはスクリーンから遠ざかっていたのだ。その間彼は、ニューヨークやロンドンの舞台に立っていた。
そんな彼が先日Empire誌のインタビューに応じ、舞台役者としての活動に重きを置くため、映画への出演機会を減らしていたことを明かした。
トムはインタビューの中で映画へのオファーがいくつか来ていたことも明かしつつ、「いろいろな役柄のオファーが来たんだよ。その度によく考えた。でもどうもそれらがしっくり来なくてね。だから受けなかった」と語った。
そして、「これまで、世界のいろいろな場所でいろいろな人物を演じてきた。その中で、自分の人生において何が本物なのかを見極めること、そしてそれを大切にすることが重要だと考えたんだ。もし大切にしていなったから、いつのまにか見失ってしまうかもしれないし、疎外されてしまうかもしれない。ある日家に帰ったら、いなくなっちゃってるなんてこともあるかもしれないんだからね」と付け加えた。
なおトムがカムバックを果たした『マイティ・ソー』シリーズのスピンオフ作品「ロキ」は、ディズニーの動画配信サービスのディズニープラスにて6月11日からスタートする。
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