ヘンリー王子とウィリアム王子がフィリップ殿下の葬儀で顔を合わせ、会話をしたと報じられている。
4月17日(土)にウィンザー城内セント・ジョージ礼拝堂で執り行われたフィリップ殿下の葬儀。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、出席したのは親族と親しい友人合わせて30名のみだった。葬儀後、礼拝堂を後にするヘンリー王子に最初に声をかけたのはキャサリン妃で、その後ウィリアム王子が加わったという。ヘンリー王子とウィリアム王子の会話が始まるとキャサリン妃はさりげなくフェードアウトし、王子たちは2人で話を続けた。
兄弟と友人関係にあるというジャーナリストのトム・ブラッドビーは「『葬儀は和解の場である』というのはよく言われることです。(2人が会話しているという)この光景は、多くの人が待ち望んだものでもあるでしょう。もちろん、ロイヤルファミリーたちもです」と語った。
なお礼拝堂に向かう際には、フィリップ殿下の棺の後ろをウィリアム王子といとこであるピーター・フィリップス氏が並んで歩き、ヘンリー王子はマーガレット王女の息子であるデイヴィッド・アームストロング=ジョーンズ氏と肩を並べていた。王室の担当者は今回の葬列の配置を「実務的な判断であり、私情を考慮したものではない。女王の意思を汲み、同意を得たものだ」と説明している。
今回ウィリアム王子とヘンリー王子が顔を合わせたのは、ヘンリー王子夫妻が王室を離脱しアメリカへ移住して以降初めてのこと。1年以上ぶりとなる。ヘンリー王子は9日にフィリップ殿下の訃報を受け緊急帰国していたが、隔離措置によりフロッグモアコテージに滞在していた。なおヘンリー王子の妻メーガン妃は妊娠中であることを理由に同行しなかった。
先月ヘンリー王子とメーガン妃による暴露インタビューが放送されて以降、ウィリアム王子とヘンリー王子の間には深い確執があるとされており、今回の葬儀が和解のきっかけになるのではないかと注目されていた。
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