人気歌手のデミ・ロヴァートが、ローカルのフローズンヨーグルト店を訪れた際の出来事を語り、反響を呼んでいる。
デミ・ロヴァートはインスタグラムのストーリーにて、週末に訪れたロサンゼルスの「The Bigg Chill」で、フローズンヨーグルトを注文するのは、シュガーフリーやダイエット食品ばかりで、“とても苦労する”時間を過ごしたとコメント。するとショップがデミに返信し、糖尿病患者やビーガン、セリアック病の人向けの商品もあることを説明したのだが、その後もデミは自分の経験を語り続け、ショップに「もっとうまくやるべき」「さまざまなニーズを持つすべての人に居心地の良い環境を提供する方法を見つけるべき」と伝えた。
摂食障害やボディイメージへの苦悩を長らく公にしてきたデミは、月曜日に自身のインスタグラムのアカウントに投稿したビデオの中で、自分のコメントで誰かを怒らせてしまったことを謝罪し、「自分のメッセージが誤解されてしまった」と付け加えた。
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「摂食障害を患っている者として、また摂食障害から回復しつつある者として、今日に至るまで、ショップに入ってヨーグルトを注文し、それに満足して食べ続けることができない」と理由を語り、「多くの人にとっては大したことではないように思えるかもしれませんが、私にとっては大したことなのです」と付け加えた。
「摂食障害でフローズンヨーグルトと闘っている人たちがいることを知っている」「だからフローズンヨーグルトの店に入ってダイエット商品を見るとすごく敏感になるの」「自分の薬物依存症を克服したことで、そこから立ち去り、残りの人生で二度と手を出さなくて済むようになった。でも、食事は1日3回しなければならない。これは一生付き合っていかなければならないこと」「私はそのヨーグルト店を出たとき、欲しいヨーグルトを手に入れることができなかった。そしてその後、週末の残りの時間は、まったくもって正直に言うと、つらい思いをした」と、フローズンヨーグルト店が、ネガティブになるトリガーになったと、経験を告白した。
この8分を超える動画には「ダイエット文化について話してくれてありがとう」「あなたは謝らなくていい」とたくさんの声が寄せられた。