性的暴行が告発され、ハリウッドから姿を消した俳優のケヴィン・スペイシー。彼と、元雇用主との間の機密調停で、新たな疑惑が明らかとなった。Page Sixが報じている。
ケヴィン・スペイシー↓
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この疑惑は、2019年に数千万の損害賠償を求めてケヴィンを提訴したメディア・ライツ・キャピタルとの間の非公開の法廷闘争のあいだに記載されたもののひとつ。ケヴィンは「ハウス・オブ・カード」の若い制作アシスタントと、番組のオーディションを受けたいと思っていた俳優の両方の体を触ったというのだ。THRによると、同番組の後期シーズンのキャスティングの際、ケヴィンは若い俳優をサンタモニカのホテルの自分の部屋に招き、役について話し合った。その際、俳優が断ると、スペイシーは彼をゲティ・センターに連れて行き、体を触ったという。また、撮影現場以外では、2社のマッサージ業者がケヴィンを出入り禁止にした騒動も起きた。彼はマッサージ店でセクハラ行為を行なったと報じられている。
ケヴィンといえば、2017年10月に、1980年代の当時14歳の俳優に性的暴行を加えようとしたことを、被害者から告発されたことをキッカケに、ゲイであることをカミングアウトした。しかし、それが暴行のごまかしであると火に油を注ぐ結果となり、映画やドラマから降板させられ、表舞台から姿を消していた。
ケヴィンは現在、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで、性的暴行の申し立てや訴訟を受け、大陸をまたぐ複数の法廷闘争を繰り広げている。
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